palavasのブログ

山形県長井市は山形新幹線赤湯駅から3〜40分行ったところにある、最上川ぞいの町。
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この長井市を中心としたツアーも3日め。最終日は、体験プログラムを組み込みました。
まずは、長井市のお隣、白鷹町へ向かいます。ここでは、紅花染めを体験。ならばされて、機械的に順番にやらされる....というよくありがちな体験ツアーとは大違いです。大きなこたつにあたりながら(寒かったのでとても助かりました。汗ばむくらいの暖かさは本当に嬉しい!)、紅花栽培を継承しようとご尽力されている今野さんが、紅花染めの歴史、くれないという意味、皇室との関わり、などなどたくさんお話を聞かせてくれました。
聞きたいこと、知りたいことがあればどんどん質問してみるといいですよ!
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その後、染め方を教えてもらったら、それぞれ好きな模様を考えます。その模様を作り出すにはどうしたらいいか?頭をひねります。そして4〜5人のグループで染めます。
それぞれ違う柄だから、人と比べられることも気にしない。自分だけの作品ができあがるのはとてもいいですね。
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紅花染めのあとは、お楽しみの昼食。白鷹町には有名な蕎麦屋さんが何軒かありますが、そのうちの一つ八寸へ。ここは以前は長井市に在ったので、長井の皆さんとも旧知の中。地物の大きなしいたけ天ぷらと、日本酒をいただきながらの昼食となりました。その時々で最良のそば粉を選んで手打ちするそばはもちろん、ここの蕎麦つゆが絶品なのです。
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お腹いっぱいになったら、体を動かしましよう。雪中キャベツっていうものを、皆さんご存知ですか?
キャベツを秋に収穫せずに畑に置いておくと、上から雪がつもります。雪の中でキャベツは凍ってしまわないように自分で甘味を蓄えて行くので、とても甘くなりみずみずしいキャベツが取れるのです。でも、収穫するには2メートルくらい積もった雪をかき分けなくてはいけません。降り積もった雪は、掘り進むのも一苦労。周りも掘らないと、キャベツを取り出せないので、周囲1メートルくらいの雪を堀上げなくてはいけないのです。そうして、収穫したキャベツは格別。 りんご狩り、ブドウ狩りもいいけど、キャベツ狩りもなかなか乙ですよ。

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今回の旅、年齢も出身も仕事も様々な人たちが集まってくれました。移動の車内で、会話したり、食事したりの時間に、皆さんがたくさん交流してくれて、様々な世代の考えや行動を知ってもらえたらいいなと思って企画しました。年や仕事は違っても、自然の力やうまいものの力で、楽しい時間を共に過ごす音ができます。その力が、長井市を中心とした置賜地方にはあります。最近は地方創成が流行り言葉になって、お仕着せのツアーや、箱物作ったのに、人がこない、と嘆いているようなところもあるようです。
大切なのは、人の愛が感じられることだと思います。それが文化交流なのだと思います。


首都圏から、忙しい中を時間を作って集まってくださったみなさま。そのみなさまを、本当に楽しんで帰ってもらおう、とおもてなしをしてくださった受け入れ先のみなさま。本当に愛に溢れた時間でした。全て参加費を払って、一人の参加者として参加した私も、また行きたいと思っています。次は夏に、緑の田んぼが揺れる中を、フラワー長井戦で旅しましょう!
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さて、今回の旅のメインイベント、長井市の中央にある中央会館2階大宴会場で、五蔵会の蔵元杜氏さんが自慢の酒を持ち寄り、ともに飲み、語らう大宴会が行われました。
蔵元杜氏さんができたての酒を持ってきてくれることもそうそうないし、また、一緒に酒を酌み交わすなんてほんとうにできない!五蔵会ならではの企画です。五蔵会、についてはこちら。
https://www.facebook.com/okitama.gokurakai/

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大宴会は、この日はじめて山形にきた、という某有名ホテルのフランス人シェフの乾杯から始まります。いきなりのご指名をしっかり日本語でこなす、さすがのシェフ。
フランスでスキーを楽しんでいたというシェフ。山形でスキーができるよ!という言葉につられてきたのですが、山形の食と、酒、そして人にすっかり魅了されていた様子です。

トップ画像でわかるように、五つの蔵がそれぞれ2種ずつ、自慢の酒をもってきてくれます。にごりあり。市販されていない酒あり!それはもうお宝がずらり!

今回は地元山形県長井市のみなさん、いわきから鈴木さんのドキュメンタリーを取材している方(鎌倉の会でもお会いしました)、福島や東京の皆さんと、各地から酒を求めて集まっていたので、みなさん混ざった座席配置にしてもらいました。お酒があれば初対面でも関係ないですね。27540285_1576916742384285_6329094926823786444_n27655411_1576916812384278_583258902328897028_n
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今回、お酒にあわせて地元の料理をたくさん出していただきました。
舟運送で商業の町としても栄えた長井に近江商人が持ち込んだという高菜漬け。
赤身がうまい蔵王牛のステーキ。
地元名産の行者菜を入れたソーセージ。長井といえば、とケンミンショーにも出た味噌もち。
この時期ならではの寒鱈鍋。などなど、地元料理のオンパレードと、地元の酒を合わせることができたのが最高でした。(写真なくてすみません。お持ちのかしてほしいです=)美人女将の裕子さんが一つ一つ丁寧に説明してくれました。
これだけの料理と酒、なので、否応無しに
盛り上がる盛り上がる!

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初めてフランス人を見た、と喜ぶ、中央会館の若いお嬢さんも、盛り上がる。

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車座になって飲み、

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この日が初対面だった子供達も盛り上がり。東京で再会する約束をし、

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上垣監督の映画の主題歌「川谷の笑顔〜flower」のお披露目あり。お誕生日のお祝いあり。

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長井の華、裕子さんを囲んで。この日も素敵でした!


そして、長井名物、スナックのカラオケへ。ここはラーメンが美味しいスナックでもあります。
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27654498_1576919945717298_1285257988572084080_n新たな友情も芽生え

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東北人同士の熱い思いを確認しあいながら、

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初対面の女子同士も盛り上がるのでした。
この日の会がきっかけで、鈴木酒造 長井蔵で復興・転換のシンボルとして作られた日本酒「甦る」の歌を作ることが決定。福島ゆかりのミュージシャンが終結して制作され、3.11にここ長井で
お披露目されることが決まりました。

そしていよいよ、最終日に続きます。











長井滞在2日目の朝。宿泊先のはぎの湯 はぎ苑の朝食からスタート。ここの朝食のご飯は、地元長井産のこしひかりとつや姫が選べます。
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長井市は雪がちらほら舞っていましたが、山形新幹線赤湯駅にちかづくにつれて青い空がみえてきました。青空に舞う雪がきれいです。赤湯駅に、東京方面から日帰り参加の皆様をお迎えに行きます。忙しい飲食店勤務の皆様にも生産現場をみて、生産者と交流してもらいたい!という気持ちで企画したこの旅。朝8時代に東京駅から出発してもらえれば、日帰りでも宴会までフルに参加していただけるというスケジュールになっています。

皆の到着を待つ間、雪で遊ぶ人たちもいたりしながら。大雪の山形をみんな楽しんでいます。
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五蔵会会長の運転するマイクロバスで移動なので、寒いなかを歩くこともないので、かえって東京の降雪より暖かく安心です。

バスでまずむかったのは、長沼酒造さん。歴史ある酒蔵です。大きな杉玉がお出迎えです。こちらでも仕込みシーズン真っ最中で、そこかしこにいい匂いが漂います。
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お酒をしぼるのは、こちらは船形。ずっとこれで長沼酒造さんの味をまもりつづけているので変えるつもりはないとのこと。窓の外は雪、雪雪!今年は酒造りのほかに雪下ろしという仕事も増えてしまって大変だそうです。今度は雪下ろしツアーでもしますか!
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仕込みの様子を丁寧に撮影した写真などもみせてもらいながら、伝統の重みを感じさせてくれます。こちらでは、そうむら(惣邑)という純米吟醸のブランドが有名です。こちらの限定酒、羽州誉精米歩合50%というのを試飲させてもらいました。米のうまみがこっくりしていてうまい!蔵で飲む酒は格別です。早速蔵出しをお買い上げ!この地域でしか手に入らない直江杉というすっきりうまい酒もおすすめです。東京の飲食店の皆さん、神奈川のホテルの方も興味津々で試飲です。
なんの料理が合うかなど、いろんなお話が出ていました。過去の長井旅のご縁で、もうすでに愛飲している方も多くて、蔵元杜氏さんと大盛り上がり。
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次にむかったのは、自分の畑、知り合いの畑の材料のみをつかって食事を提供してくれる「なごみ庵」。郷土料理の数々がならびます。米もみそも自家製。ダイスのお汁やこんにゃくの天ぷらなど、はじめて食べるものがたくさん。でもなぜかなつかしい。。。しんなびたきゅうりのつけもの、菊芋もみぞづけも最高。新宿の名店の板さんがうなっていました。そして、ご当主ちえさんとのおしゃべりも最高。びっくりしたのはちえさんのお肌がつるつるなこと。いいもの食べてるとこうなるのね、というお手本でした。なごみ庵は普段はお酒がないのでご注意を。

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おなかも一杯になったところで、雪道をまた移動(会長&バスくんが頑張ってくれます)。鈴木酒造さんへ。鈴木酒造さんは磐城壽で有名な酒蔵です。2011年東日本震災で福島県浪江町にあった酒蔵や仕込んだばかりの酒、家財一切を失う。酒造りの仲間の支援があって、事業をたたもうとしていた長井の酒蔵に出会い、ひきつぐ形で再スタート。震災から7年たった今は、設備をすこしづついれかえて、以前のような酒造りを目指してがんばっておられます。震災後から何度かお邪魔していたのですが、温度管理ができる設備もととのい、やりたいことがすこしづつ形になっている印象を受けました。ほんとうに大変な中の再スタートだったと思いますが、鈴木さんのがんばりが、避難者の心の支えであり、また、山形の地で酒造りを行っている仲間にもいい影響を与え合っているのではないかと感じます。現在では、お米の半量が福島県産のものにすることができるようになってきたとのこと(もちろんすべて安全性を確認済)。この話を聞いて福島の人間として涙がこぼれてきました。
発売前のみりんも試飲させてもらいました。1月中旬から発売開始だそうです。
このときは試飲はありませんでしたが、3月11日に、「甦る」という酒が発売になる予定です。
甦るは、福島のみんなを受け入れてくれた長井の地元の協力があって、田植えからはじまって酒になったという、みんなの想いがつまった酒です。3月11日には長井でお披露目パーティがあります。参加者募集中です。

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タンクごとの違いを確認させていただいたり。お嬢ちゃんも真剣です。将来は重要顧客になることまちがいなしですね。

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その後、Sさんのたっての願いで、えんむすび神社、総宮神社へ。立派な杉の木は、「直江杉」です。雪に埋もれるように立つ御宮は荘厳!皆さん真剣におまいりしていました。
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お約束の雪ダイブも!ご利益がさらにありそうですね。おみぐじもひいて和んだあと
道の駅でお買い物&最上川をみたあとは、いよいよ、五蔵の蔵元杜氏さんが終結する五蔵会宴会へ
続きます。。。。

稀に見る大雪が続く山形県に、旅してきました。
震災で移住した友達を軸に、酒蔵、郷土料理、自然体験、農業、数え切れないほどの素晴らしい出会いがありました。これを自分だけに留めておくのはもったいない!
ということで、東京のお友達、鎌倉のお友達。福島のお友達。山形の友達。友達の友達。食と酒と自然に興味のある方々総勢22人に同行していただいて、
山形に行ってきました。
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新幹線に乗ると、東京駅から2時間半で赤湯駅です。旅はここからスタート。山形ワインのイベントヴァンダジェで知り合った、酒井ワイナリーへ。明治時代から続く老舗ワイナリーは、自然の力を最大限引き出そうとしています。今後は樽や道具の材料も日本の木をつかって日本の個性を出したワイン造りをしたいと語っておられたのが印象できでした。ワインはどれも素晴らしいです。日本の赤ワインはねえ。。。と敬遠している方、飲んでみて!印象変わりますよ。

SAKAI-KURA
そこから、昼食。帯広の豚丼とラーメンの店。どんぐりやは赤湯駅前。冷えた体が温まります。フランス人シェフも一緒だったので、甘辛いタレに山椒をかけて食べる豚丼はどうかな?と思いましたが、見事におかわりもしてくれて。みんな大満足です。
BUTADON

DONGURI

午後からは、赤湯駅におきたま五蔵会 会長が自ら運転してくれるマイクロバスで、いよいよ酒蔵に訪問します。本当はフラワー長井線に乗って雪景色の中をのんびり行く予定だったのですが、連日の大雪で運休。そこで会長がバスを出してくれました。 
まずは五蔵会のプリンス、一番若手の蔵元杜氏さんが作る「中沖酒造店」へ。1920年代創業の蔵です。よそに比べればうちはまだまだ歴史が浅い方。。。なんておっしゃいますが。代々続いている風格ある蔵です。ちょうど洗米やお米を蒸して湯気が立っているところから見せていただきました。冬の蔵巡りの醍醐味は、こうして酒造りの現場が生々しく見られるところです。発酵を促すために温めたりしている様子は、愛おしくお酒を仕込む様子に愛が感じられました。さすが新婚さん!(あ、それは関係ないかW)

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バスを出していただいたので、ちょっと離れた場所にある、若乃井酒造さんにもお邪魔しました。こちらの酒母はリンゴのようないい香りがしていました。特別に。。。とタンクから出来立てのお酒を飲ませてもらったり。震災の時に地下水が出なくなっちゃった、ことから、もし今後そういうことがあっても酒造りを続けられるように。とか、普段は聞けないお話も聞かせていただきました。お楽しみの試飲タイムには、濁り酒と、ご当主が晩酌に愛飲している火入れしていない本醸造を、奥様(山形美人!)の手作りの玉こんにゃくや、お漬物と一緒にいただきました。これがめちゃくちゃ美味しい!! ご当主のご好意で販売をしてくれるそうなので興味のある方は急いでご連絡を。今回、私の中では若乃井さんにいけたことが大収穫でした。とても美味しい!食事が楽しみになる酒です。

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新しくできた長井の道の駅で雪灯り祭りを見て、福島と山形の高速道路が開通した記念のミニコンサートを見て、お買い物。長井の名産がいろいろ買えます。

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夕食は長井の割烹料理屋さん、山しん へ。地元のなめこおろし、川魚の刺身のほか、マグロのビーフシチューのようなもの、揚げなす、天ぷらなど、ちょっと濃いめの味付けの山形料理が並びます。酒が進む進む!会話も、山形の話から原発、移民問題と、幅広い内容で進みます。暖かい個室でゆっくりいただく夕食の時間はいい時間ですね。
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夜は、温泉 「はぎ苑」へ宿泊。ここは、日帰り温泉施設の隣に新しく温泉宿ができたところです。新しいお宿でとても快適。お部屋はベッドですので高齢者にもいいかもしれません。朝食だけで泊まれるのも温泉宿としては魅力ですね。

実は間に長井名物、スナックでカラオケ〜も行ったのですが、こちらは省略。
長井の旅は明日も続きます。






2017年10月14日
仙台の1to2tというカフェのイベントスペースで行われた、リンゴマンズシアターに行ってきました。リンゴマンズのゆうじろうくんは、多彩なアーティスト。絵も描くし、22歳から始めたというギターはきくたびに上手になっていく素晴らしい演奏。なによりも彼の描く歌の世界が素晴らしい!人のこころをぎゅっとつかみます。先日の中川五郎さんのライブに近い気がします。リンゴマンズはいろんな才能の持ち主がかかわるアーティスト集団なので、ダンスあり、映像あり、参加ミュージシャンもその時々で変わります。今回は伊東和哉くんがワンマンツアーの合間を縫って参加でした。青葉通りに面したお店からは揺れる緑が見えてとても気持ちいー空間。自由に使えるスペースを受け止めた彼らはそこでできる精いっぱいの愛を表現しようとします。気に入ったお店でしかイベントを開催しない彼らは、来場者にもこのお店を愛してもらえるようにたくさんの工夫をします。お客さんへの愛も。かかわってくれたスタッフへの愛も、共演者に対しても。最近は自分のことばっかり、、。な人が多いから、こんなふうに愛されたことないから、愛の受け取り方を知らない人も増えているように思うのです。だから、これだけの愛を手わたされたとき、実ははじめは少し戸惑った人もいるんじゃないな…。なんでこんなに一生懸命自分たちにやってくれるの?って・・・でも、そこにいたらわかるはず。愛はとどけることで、ぐるぐるまわって、みんなをそして自分をハッピーにするのです。ハッピーゴーラッキー!

人のために、愛ある行動をする。このことは次の日、2017年10月16日、名古屋のイタリアンレストラン、オルモで開催されたディナーショウでも、同じことがいえるのです。ここのオーナーシェフも、人のために、愛ある料理と空間をつくるつづけている熱い男です。そのパートナーのマダムもわをかけてそう!その想いにこたえるべく行動するスタッフがまた素晴らしいです。どんな料理を欲しているのか?何が飲みたいのか?どんな時間を? お客様との対話をだいじにしているからワインリストはないそうです。オステリア オルモはそんな名店。食事に行って、すっかり意気投合したオーナーシェフと伊東和哉くん、ワンマンツアーの中にオルモでもディナーショウが組み込まれました。前菜からデザートまでのディナーコースと、音楽と、ワインは、共演ではなくまさに競演!いずれにも、負けないぜ!という気合が見えました。
伊東君のライブは、彼を応援したいという皆さんの愛によってできあがっていました。彼の絵を描いてくれた、エグゼクティブ コーチの新堀さん、鎌倉のフォトグラファー池田さん、そして親友ゆうじろうくんの絵も飾られて、お客様をおむかえします。レストランのライブは、普段ライブハウスにはちょっと行きにくいな、とおもっているような方もたくさんお見えになります。年齢もお仕事も幅広い方が集まります。皆さん、手拍子したり、歌ったり、涙したり、とても楽しそうでした。熱帯夜はやらないの?と言ってくれた某経営者さん。Tシャツに 熱帯夜サインしてもらっていました。つらいことや苦しいこといろいろあるけれど、必ず乗り越えられるから!とメッセージを送ってくれた伊東君。まだCD化されていない曲を気に入ってくれたお客様がたくさんいらっしゃいました。円周率や、ライ(嘘)や深海など録音してください、とリクエスト届いていますよ~! 今回のライブで大きく変化していた伊東君が見られました。同じくギターを持って歌う、あの方のライブから、大きな刺激と影響をもらったのですね。今後がますます楽しみです。

音楽は、互いの時間を共有します。人のことを思いやる気持ち、愛する気持ちが自然に生まれるのかもしれないですね。
次回のリンゴマンズのライブ(たまにしかないので要チェック!) 伊東和哉君のライブ(こちらは全国ツアーの真っただ中です)、あなたも参加しませんか?愛に包まれた時間を一緒にすこしましょう!

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青葉通りに面した1to2 カフェの3階イベントスペースにて。

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素敵な絵もかざられ、昼間はギャラリーになっていました。


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リンゴマンズはダンサーや映像アーティストもいるアーティスト集団です。映像がダンサーに写り込むように計算されている!見事でした。



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ゆうじろうくん、客席からもらったお題で即興で1曲作ります。すごい!


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自然派ワインとともに飾られた、愛ある絵。こののち、きちんとディスプレイされたのですが画像なし、、、準備段階のものですみません。


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オーナーシェフ。笑顔の裏側に秘めた熱い魂の叫び!素晴らしいワインがずらり。このほかにも白が冷えてます。


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鎌倉で伊東くんCDジャケット撮影したときのオフショット。次回鎌倉のライブで、もっと公開される予定です!

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オルモのスタッフのみなさんと。ほんとうにありがとう!


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食事後に、テーブルと椅子を移動して始まるライブ。心もおなかも満たされました!




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