palavasのブログ

2012年05月

私の父と、母は、福島出身です。
先祖代々、さかのぼれるところまで、ずっと福島です。

日本で一番最初に農作物からセシウムが検出されたと報道されたところが出身地です。先祖のお墓も向こうにあります。
家に戻れないというところではないけれど、放射能被害は続いていて、
補償もはっきりしなくて、違った辛さが続いています。(みなさん御想像の通りのこと、それ以上のことがいろいろあります)

いとこたちも、その子どもたちも、向こうに居る人がほとんどで、迷って、悩んで、辛さが増しています。
数年後、何十年後、彼らの健康にどんな被害が出るのか。
このまま、農業を続けていくことに未来があるのか。
はっきりしない、国の方針。悩みは日に日に大きくなってきています。

地元の大学を出て、地元で就職して、
地元で結婚して家庭を持っている彼らに、簡単に、違う土地で暮らしたほうがいいとは言えません。
私たちが思うよりずっと、難しい問題なのだ、と。
そして、彼らは、少しでも、安全だ、安心だと思いたいという気持ちがあるので、
楽観的な意見を採用しようとしてしまうところもあるようです。

問題は日増しに大きくなってきている気がするのに、なんだか向こう側に追いやられています。
東京では、どうですか? まだ、放射能の問題が続いていること、どれぐらいの人がわかっていますか?

福島の人は、辛いときにも笑ってしまう傾向があります。
仕方ないね。と。
相手に迷惑かけないようにという気持ちと、そんなこと口にしてたら、よけいに自分が辛くなっちゃうからね、という気持ちがあるみたいです。東北の人は我慢強いというのは、そう言った傾向からきているのかもしれないと思います。

そういえば、ハワイの日系移民の使う言葉の一覧に、
「おかげさま」とならんで「仕方がない」というのがありましたね。ハワイには、現在の福島市近辺からの移民がとても多いんですよ。
ぐっと、飲みこんでしまうのは、自分のためでもあるのだということ、なかなか、理解されないかもしれないですが、そういう傾向が、福島の人は声を上げない、っていう批判にもなっちゃったのかもしれないです。

今回のことばかりは、仕方がない、と言っていられないです。

福島に、久しぶりに行ってこようと思います。離れていても、胸が締め付けられる思いがします。

神保町にある株式会社ドゥファインのエントランスが
 
みちくさギャラリーとして5月7日(月)にオープンしました。
 
春の暖かさ、ワクワク感がいっぱいの作品が展示されています。
 
お近くにお寄りの際にはぜひお立ち寄り下さい。

あの、詩からうまれた絵もあるらしいですよ!

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