K画伯のパリ時代の恩師KimuchiのK山さんという、べらんめえな、とてもかっこいい男性がいらっしゃいます。そのK山さんが先日一時帰国していて、K画伯のところにこんな電話があったそうで。
「日本の人はなんでこんなに腰が重いんだ!何かやろうって言っても、なんだかんだといってちっとも動かねえ。つまんねえ奴ばっかりだなあ。特に40過ぎるとこもって何にもしねえなあ」
って、自分の言いたいことだけ行ってさっさと電話を切っちゃったそうですが(笑)

同世代以上の人たちといろんな話をしていると、むずむずしたり、なんで?と思うことが度々あるのだけど、
K山さんの話をきいて、なんだかすかっとしました。
そうだ、腰が重いんだ。
なんだかんだと理由をつけて、するのをやめてしまう。それになんだかなあ・・・と釈然としない思いをいだいていたのでした。
人生、先が短いんだから。やれることをやれるうちにやっとかないとね。

K画伯はK山さんに
「そんなこといってるようじゃあ、Kさんは日本に戻ってきてはくらせないよ~」と言っといたって。

それからKさん、
「日本のテレビはなんであんなにつまんねえんだ?兄貴がお笑いみてげらげらわらってたけど、何がおもしれえのかさっぱりわかんねえよ。本読んでるほうがよっぽといいな。日本にいる間ずっと本ばっかり読んでたよ」

それも同感!わたしも思ってたことをすぱっとかわりに言ってくれるK山さん。
お会いしたことはほんの2回の短時間なのだけど、
とても印象にのこって影響の大きい方なのです。
パリで永くご一緒だったパートナーのMさんの
お墓参りのご帰国だったとか。
Mさん、私お会いしたことはないのだけど、日本人留学生の母のような方だったときいています。
とても面倒みがよくって、すばらしい方だったと。
いつかお会いできる日がくると信じていたので、
お若くしてお亡くなりになってしまったと聞いてとても残念です。

Kさんにとても会いたくなってきました。
Yりちゃんとかも、元気かなあ。
会いたいなあ。
クリスマスのパリにいったのは94年の冬のこと。
あれからもう14年かあ。

来年はハワイをやめてパリにするか!
パリにいって、おいしいものを食べて。
Kさんにあってプルコギとトンマンヂューを食べ。
そこからTGVにのってpalavasに!
(店の名前の由来になった町ですね。
ちょっと由比ヶ浜に似てるのよ)
marineというレストランで海の幸三昧。
現金したつかえなくて
ちょっとしか買えなかったチョコレートやさんで買いまくり。

マルセイユから海をわたってチュニジアへ。
そしてギリシャからイタリアに!

どう?素晴らしい旅じゃありませんか!
旅先で、友人に会えるとほんとに
泣きそうなくらいうれしいから。
いっしょに、行きませんか?


追伸:パリパリといいながら頭になってるのは
ダンボールバットのパリだったりする(涙)